資格の暗記法について

資格の勉強(一級建築士)を効率よく行うのに、色んな手法をトライ

 

記憶の仕方について

 

基本的な戦略として、

1.過去問から覚える

2.テキストから覚える

 

の2パターンが代表的である。

 

過去問からの勉強については、こんなことをやってみた。

1.10万するソフトを購入し、カテゴリごとにひたすら暗記する

2.過去問集を購入し、マインドマップにまとめる。カテゴリごとにまとめる。

3.消える赤ペンを入れて、消しながら暗記する。

4.スマホアプリ・Ankiを用いて、穴埋め問題を作成。繰り返しやる。

 

共通してわかったことがある。

資格問題は4問一択で、間違いを探すもの。自分の中で癖がある。

・問題文を暗記(潜在意識に刷り込まれ)してしまい、この文は〇、この文は×といった具合に、理由なく答えが判明してしまう。内容で理解すればよい、という考えも正答がわかったうえでの内容は、正確性に欠けてしまう。実際の試験において、微妙に違う文脈により、判断がつかなくなってしまった。

 

たとえば、問題文で、「Aは、BとCによりDである。」といった内容の時に、「この文はCが間違い」という意識が先に頭に浮かんだあと、C⇒Eとなってしまう。つまり、ABCDが組み合わさったときにCが×という理解に傾いてしまう。本来であれば、「Aの意味=BEDだから、Cは間違い」となってほしい。

 

こんな経験はないだろうか?穴埋め問題を繰り返し学習するうちに、文を読まなくても、「この場所は〇〇、こっちは××」とわかってしまう。そのあとで、念のため文章を読んで、「よし、間違いないぞ」

これは、内容に対して回答しているのではなく、穴埋めの場所・内容を暗記しているのだ。

 

そのため、過去問の勉強には注意が必要となる。

・過去問はそのまま覚えてはいけない。

過去問をそのまま覚えた場合、違う視点で問題文が作られた時に応用が利かなくなってくる。

過去問を覚える際は、問われている単語を自分の言葉で表現できることが条件となってくる。

 

共通が長くなったが、過去問勉強の経験について一つずつ書いていく。

1.10万するソフトを購入し、カテゴリごとにひたすら暗記する

このソフトは正答結果を4段階で評価でき、間違ったもの、注意したいものだけを後でピックアップできる。過去問20年分が網羅され、法改正にも適合している。

 

メリット

・自分が不得意としている問題だけを後で確認できる。

 

デメリット

・点で覚えるため、話の流れ、つながりがつかみずらい。あの用語とこの用語の違いって何?をきちんと理解しないまま、先に進めてしまう。(一問一答に正解できたら、問題クリアとなってしまう)